NIST、デジタルアイデンティティのガイドライン最終版を発表

米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology:NIST)は8月1日、デジタルアイデンティティ・ガイドラインの最終版(NIST SP 800-63 Digital Identity Guidelines)を発表した。2017年版のガイドラインを状況の変化に対応する形で更新したもので、4年の歳月と2件の草案、6,000件のパブコメを経て更新された。ガイドラインは、デジタルアイデンティティの証明や認証、連携に関するプロセスと技術要件を概説している。前回の草案更新版からの変更点の1つに、「公平性(equity)」という単語の排除がある。この単語はこれまでの2件の草案では30回以上使用されていた(ただし、2017年のガイダンスには含まれていなかった)。ガイドラインの更新は、トランプ政権が、多様性と公平性と包含性に関する取り組みを連邦政府から排除しようとする中で実施された。更新版は、「公平性」が排除された以外は、これまでの草案で提示されたその他の変更点が維持され、これにはモバイル運転免許証やそれらをオンライン上で身分証明として利用する方法の追記などが含まれる。

Nextgov “NIST releases final digital identity guidelines after years of drafts” (08/04/25)
https://www.nextgov.com/digital-government/2025/08/nist-releases-final-digital-identity-guidelines-after-years-drafts/407204/?oref=ng-homepage-river