中国は米国のレアアース輸出の70%を占める(2023年)などレアアース輸出大国であるが、4月にレアアース輸出を制限して以来、米国やその他の国々はその有用性を懸念しつつある。こうした問題に自ら対処すべく、国防総省(Department of Defense)は、MPマテリアルズ社(MP Materials)の株式の15%を取得し、同社の最大株主となることで合意した。MP社は2017年に設立され、現在はネオジム・プラセオジム酸化物鉱物の生産に焦点を当てている。同社は本取引によって得た資本の大半を、米国内で2番目となる生産施設の建設に充当する計画で、同施設は現在「10X」と呼ばれ、磁石に特化した施設となる。MP社は2028年の同施設運用開始を目指し、カリフォルニア州にある同社所有のマウンテン・パス(Mountain Pass)鉱山の補完とする計画である。取引の一環として、国防総省は施設稼働後10年間に亘り、10X施設で生産された磁石を100%購入することに合意した。
Nextgov “Pentagon to become rare earth mining company’s largest stockholder” (07/10/25)
https://www.nextgov.com/defense/2025/07/pentagon-become-rare-earth-mining-companys-largest-stockholder/406647/?oref=ng-homepage-river