企業のAI脅威対策、9割が準備不足 アクセンチュア調べ

Axiosは6月26日、大手企業の多くが人工知能(AI)を活用した新たなサイバー脅威に対する準備が整っていないと報じた。コンサルティング大手アクセンチュア社(Accenture)が年間売上高10億ドル以上の企業で働く2,286人のセキュリティ・技術責任者を対象に実施した調査で、回答者の36%がAIが自社のセキュリティ能力を上回っているとし、生成AI(Generative AI)モデルをサイバーリスクから守る能力に自信があると回答したのは5人に1人にとどまった。また調査対象企業の90%が現在のAI脅威に対抗するために必要なセキュリティ基準を満たしていないという。AI脅威環境の急速な変化により従来対策では対応しきれず、わずか6週間という短いサイクルで戦略やプロセスを見直さざるを得ない状況といい、回答者の86%が今年中にAI投資を拡大する予定と回答した。同社は企業に対し、データ漏洩や個人情報保護に関する懸念に対処するためのセキュリティガバナンス体制の構築を推奨している。

Accenture “State of Cybersecurity Resilience 2025” (06/25/25)
https://www.accenture.com/us-en/insights/security/state-cybersecurity-2025
参照:Axios “Exclusive: Most companies aren’t ready for AI-powered threats” (06/25/25)
https://www.axios.com/2025/06/26/accenture-executives-cybersecurity-ai-plans