住宅・都市開発省(Department of Housing and Urban Development)のスコット・ターナー長官(Scott Turner)は、6月25日に行われた記者会見において、同省本部を現在のワシントンDCからバージニア州アレクサンドリアに移転することを発表した。これは、トランプ政権が推進するワシントンDCにおける連邦政府不動産縮小の取り組みの下で行われる初の主要省庁本部移転となるが、同省職員約2,700人の移転先は、現在米国科学財団(National Science Foundation:NSF)職員約1,800人が使用中のビルとする計画である。NSF職員の移転先は不明であるが、一般調達局(General Service Administration:GSA)公共建築物サービス(Public Building Service)コミッショナーのマイケル・ピーターズ氏(Michael Peters)は、ミッション遂行を継続できるよう支援するとコメントしている。なお、NSF職員が所属する労働組合「米国行政府職員連合(American Federation of Government Employees:AFGE)」は、ターナー長官による決定を批判する声明を発表しているのに対し、バージニア州のグレン・ヤンキン知事(Glenn Youngkin)は、住宅・都市開発省の移転を歓迎している。
WTOP News “HUD plans move to Alexandria, booting National Science Foundation from headquarters” (06/25/25)