アイダホ国立研究所、米国初の高燃焼度燃料サンプル過渡試験を終了

エネルギー省は6月24日、アイダホ国立研究所(Idaho National Laboratory:INL)の研究者らが、米国内で初めて行われた核燃料試験を終了したことを明らかにした。INL研究者らは、商業原子炉であらかじめ照射された高燃焼度燃料サンプルの過渡試験を行ったが、試用した実験用燃料棒は、新規燃料技術の開発・ライセンス付与を支援するためにアイダホ州と米国政府との間で締結された協定の一環として、2024年に同研究所に送られた25本の中の1本であった。米国内で高燃焼度燃料の過渡試験が行われたのは今回が初で、米国における核燃料の効率的使用に繋がる新たなデータを提供することが期待されている。INLでは、使用済み燃料輸送に関する安全性試験をあと7回実施予定で、さらに、計画初期段階にある複数の試験を実施する見込みである。なお、今後の試験では、エネルギー省事故耐性燃料(Accident Tolerant Fuel)プログラムを通して提供される実験用燃料棒を使用するが、複数主要燃料提供企業による新たな燃料及びクラッド混合物の開発を支援することになる。

Department of Energy “National Lab Conducts First-Ever High Burnup U.S. Fuel Safety Test” (06/24/25)
https://www.energy.gov/ne/articles/national-lab-conducts-first-ever-high-burnup-us-fuel-safety-test