QED-C、量子人材育成の強化策を提言

量子経済開発コンソーシアム(Quantum Economic Development Consortium、QED-C)は6月24日、量子産業の人材パイプラインを強化に向け、現況の教育形式と量子関連職に必要な実践経験のギャップを埋める方法を検討した新報告書を発表した。報告書は、量子産業における熟練労働者の需要の高まりを受け、現在世界で7,000件以上の量子関連職の求人があるとし、2035年までに中西部だけでも17万5,000~19万人の量子関連雇用を見込んでいる。ただ、実践的な訓練の不足、メンターシップの欠如、不明確なキャリアパス、手頃で柔軟な訓練へのアクセス制限など、量子人材が直面する課題を挙げている。これに対し、見習い制度などの体験型学習が従来の暗記型教育に代わり仕事に即したスキルが育成できるとし、量子人材開発の現在の取り組みの追跡と伝達、スケーラブルな体験型学習モデルを試験するパイロットプログラムの開発と展開、人材開発強化に向けた公的・民間投資の調整などを推奨している。

QED-C “QED-C ® Report Recommends Ways to Strengthen Quantum Talent Pipeline and Fill Critical Quantum-Related Positions” (06/24/25)
https://quantumconsortium.org/qed-c-report-recommends-ways-to-strengthen-quantum-talent-pipeline-and-fill-critical-quantum-related-positions/