テキサス州、100以上の新規ガス発電所建設を計画

インサイド・クライメート・ニュース(Inside Climate News)は6月11日、人工知能(AI)や重工業需要への対応に向け、テキサス州で100以上の新規ガス火力発電所の建設計画があると報じた。非営利団体の環境インテグリティ計画(Environmental Integrity Project: EIP)の報告によるとこれらの発電所は総発電容量5万8,000メガワット(MW)で、米国の一般家庭800万世帯分に相当する。すでに4施設が建設中で、33施設が許可を取得し、98施設が計画段階にあり、60以上のプロジェクトが2028年末までの完成を目指しているという。この動きは同州の電力需要が2030年までに倍増するとの予測に対応するものであるが、報告書はこれらの発電所から年間1億1,500万トンの温室効果ガスが排出されることになり、これは2,700万台のガソリン車の排出量に相当すると指摘している。同州は2023年と2025年の議会で、新規ガス発電所向けに総額100億ドルの低利融資の投入を決定したが、風力や太陽光発電への支援は行われていない。

Inside Climate News “Developers Propose More Than 100 New Gas Power Plants in Texas” (06/11/25)