今後数年間で、米国市場にはほぼ100種の新たな電気自動車(EV)モデルが投入されると予測されている。しかし、コックス・オートモーティブ社(Cox Automotive)が発表した「モビリティの進化:電気自動車普及への道に関する調査(Evolution of Mobility: The Path to Electric Vehicle Adoption Study)」によれば、自動車ディーラーと自動車メーカーが協力し、EVが直面する一般的な誤解を解かなければ、広範な普及は遅れる可能性がある。同社は2,503人の消費者(EV所有者、EVの購入を検討する者、EVの購入を検討していない者)及び308件のフランチャイズ・ディーラーを対象に調査を行った。調査の目的は、消費者とディーラーが抱えるEVの問題とEVへの期待の間の溝を探ることである。それによれば、アンケート回答者の80%前後が、「EVの初期費用は、内燃エンジン自動車よりも多少もしくははるかに高い」と認識しているが、実際にはEVとガソリン車の価格差は多くの人が考えているよりも縮まっている。また、消費者は、EVのバッテリーの寿命と交換費用にも懸念を示している。こうした懸念に対応するため、連邦政府は、バッテリーの寿命に最低限の保証を義務付けている。そして、業界が直面しているより大きな課題として、公共及びプライベートな充電インフラの十分な整備が挙げられている。
Cox Automotive “Overcoming Electric Vehicle Misconceptions is Crucial to Converting Consideration to Sales” (8/19/19)