ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は3月3日、2025年の太陽光発電及びエネルギー貯蔵分野で企業評価額が低下する中、M&A(合併・買収)活動が活発化したと報じた。メルコム・キャピタル・グループ(Mercom Capital Group)の分析によると、2025年の太陽光企業への資金調達総額は政策の不確実性や金利上昇が投資家心理を冷やし、前年比16%減、エネルギー貯蔵分野も19%減少した。一方で、企業・プロジェクト評価額の低下とエネルギー需要の拡大がM&A件数の増加を後押しし、太陽光分野のM&Aは前年比17%増の96件、エネルギー貯蔵のプロジェクト買収も38件から65件へと大幅に増加した。同社は開発後期段階の低リスクプロジェクトに需要が集中していると指摘し、エネルギー情報・分析のエンベラス社(Enverus)は「外国懸念事業体」規制による供給網への影響を懸念しつつも、高品質な再エネプロジェクトへの需要は依然として強く、2026年もプロジェクト買収の堅調なペースは続くとの見方を示している。
Utility Dive “Declining solar, storage valuations drive increased M&A: Mercom” (03/03/26)
https://www.utilitydive.com/news/lower-valuations-driving-increased-renewable-energy-project-acquisitions/813440/