ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は3月2日、カリフォルニア州大気資源局(California Air Resources Board: CARB)が企業の温室ガス排出と気候関連財務リスクの開示を義務付ける2つの規制を承認したと報じた。2023年に法制化された気候関連企業データ説明責任法(Climate Corporate Data Accountability Act, SB253)と気候関連財務リスク法(Climate-related Financial Risk Act, SB261)に基づく規制で、年間売上10億ドル以上の企業はスコープ1・2の排出量を8月10日までに報告する必要がある。一方、SB261に基づくリスク開示は現在、連邦控訴裁判所の仮差し止め命令により実施が停止されており、企業による遵守は任意となっているが、既に120社以上がリスク報告書を提出した。同局は、明確で一貫した開示要件により投資家と消費者が信頼できる情報にアクセスできるようになると説明するが、商工会議所など業界団体の訴訟によりSB253の導入差し止めも求められており、8月10日の報告期限が維持されるかは同裁判所の判断に左右される見通しである。
Utility Dive “CARB approves California’s climate disclosure regulations ” (03/02/26)
https://www.utilitydive.com/news/carb-approves-californias-climate-disclosure-regulations-sb-253-261/813493/