大学の新たな主専攻として人工知能(AI)が大きな注目を集めている。サウスフロリダ大学(University of South Florida)では今学期、新設のAI・サイバーセキュリティ学部に3,000名以上の学生が登録し、カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California, San Diego)では大学1年生150名がAIを専攻分野として登録した。ニューヨーク大学バッファロー校(University of New York at Buffalo)は独立した「AI・社会学部(department of AI and society)」を新設し、「AIと政策分析」といった分野での学際的学位を提供している。チャットGPT(ChatGPT)等の急速な普及に加え、エヌビディア社(Nvidia)のような技術大手の企業価値の急騰は、大学におけるAIブームを助長しており、過去2年間で数十の大学が、AIの学部、主専攻、副専攻、講座、プログラム等を発表している。マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)が2022年に「AIと意思決定(A.I. and decision-making)」新設した主専攻プログラムは、AIシステムの開発や、ロボット等の技術と人間や環境の相互関係について研究するもので、今年は約330名の学生が登録し、同大学でコンピュータ科学に次いで2番目に大きな主専攻プログラムとなっている。
New York Times “College Students Flock to a New Major: A.I.” (12/1/25)
https://www.nytimes.com/2025/12/01/technology/college-computer-science-ai-boom.html