州科学技術研究所(State Science & Technology Institute: SSTI)は9月24日、全米20州の31のベンチャー開発支援組織(Venture Development Organizations: VDO)による革新企業への数十億ドル規模の初期投資が地域経済への波及効果を生み出していると発表した。調査によるとVDOはこれまでに4,600社に投資し、これらベンチャー企業は現在32万3,000人を雇用し、年間給与総額は288億ドルに達している。投資分野は情報技術が3分の1以上、ヘルスケアが27%以上を占め、投資額の中央値は26万ドルと比較的小規模ながら、地域経済の活性化と雇用創出に貢献していることが明らかになった。また、VDO支援企業は総額250億ドルの追加資金調達に成功しており、VDOの初期投資が民間投資家の関心を引き付ける重要な役割を果たしているという。VDOは地域の技術系スタートアップに対してリスク資本と起業家育成サービスを提供する非営利組織を指し、民間ベンチャーキャピタルが見落としがちな地域においてイノベーション主導の起業文化を醸成している。
SSTI “Comprehensive review of VDO investments highlights multi-billion-dollar economic impact of investing in early-stage innovation” (09/24/25)
https://ssti.org/blog/comprehensive-review-vdo-investments-highlights-multi-billion-dollar-economic-impact-investing