ネイチャー誌(Nature)は5月20日、主要学術誌掲載などによる論文貢献度を示す「ネイチャー・インデックス(Nature Index)」の化学分野において、中国のシェアが全体の半数以上を占め、同分野における圧倒的な優位性が浮き彫りになったと報じた。2025年のデータ(24年9月〜25年8月)によると、世界全体の化学論文発表における中国が占める割合は53%に達した一方、2位の米国は15%にとどまった。また、各国の全研究成果における化学関連分野の割合は、米国が約25%を占めたのに対し、インドは60%近くに達した。中国も50%を超える結果となり、国による研究資源の集中度に差が見られたという。一方で、フランスは70%を超える最も高い国際共同論文率となった。これに対し、中国は単独での研究力が際立ち、国際共同割合が最も低い結果となった。
Nature “Nearly half of the world’s Nature Index chemistry research is now done in China” (05/20/26)
https://www.nature.com/articles/d41586-026-00431-0