二酸化炭素の増加を称賛していた補佐官が退任へ​

国家安全保障協議会(National Security Council)の上級部長で、政権内で気候科学批判の先鋒をかついでいたウィリアム・ハッパー氏(William Happer)が退任することが、9月6日に明らかになった。その前日には、ジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障)(John Bolton, National Security Adviser)が、タリバンとの交渉を巡り、トランプ大統領と意見が対立する中、突然の辞任を発表している。ボルトン氏は、国家気候評価(National Climate Assessment)を支える科学の弱体化を図ろうとしていたハッパー氏を支持していた。ハッパー氏は、プリンストン大学(Princeton University)の高名な物理学者で、気候変動の専門家ではないが、政権内で気候科学に強い反対を示していた人物の一人。同氏は、「世界は二酸化炭素が不足している。より多くの化石燃料を燃焼することで人類を助けることができる」と主張していた。​ ​ EE News “Adviser who applauded rise in CO2 to leave administration” (9/11/19)