メリーランド州のウェス・ムーア知事(Wes Moore)は9月17日、マイクロソフト社(Microsoft)が、メリーランド大学(University of Maryland)のディスカバリー地区(Discovery District)の中心地に新たな量子研究センターを開設すると発表した。次世代量子技術の開発ハブとして機能する。メリーランド州、メリーランド大学エンタープライズ社(University of Maryland Enterprise Corporation)、マイクロソフト社による連携は、メリーランド州が量子情報科学及び技術イノベーションで世界的リーダーを目指す上で重要なマイルストーンとなる。センターを通じて、マイクロソフト社の量子技術への早期アクセスが提供され、政府機関、学術機関、量子企業の間の協調的なハードウェア及びソフトウェア開発を支援する。メリーランド州は4月に、メリーランド大学にキャピタル量子ベンチマーキングハブ(Capital Quantum Benchmarking Hub)を設立することを目的として、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)との覚書に署名しており、これにより、州と連邦政府が協力して州内の量子情報科学を試験・評価する枠組みが整い、州の投資へのマッチングとして最大1億ドルの連邦資金が拠出されることとなった。その一部が今回のマイクロソフト社による量子センターへの投資に利用される。
The Office of Governor Wes Moore “Governor Moore Announces Microsoft to Open Quantum Research Center at the University of Maryland Discovery District” (09/17/25)
https://governor.maryland.gov/news/press/Pages/Governor-Moore-Announces-Microsoft-to-Open-Quantum-Research-Center-at-the-University-of-Maryland-Discovery-District.aspx