フェルミ国立加速器研究所(Fermi National Accelerator Laboratory: Fermilab)は12月5日、新たな最先端研究棟「ヘレン・エドワーズ工学研究センター(Helen Edwards Engineering Research Center)」の落成式を行ったと発表した。2022年に完成した新研究棟は、同研究所のウィルソン・ホール(Wilson Hall)に隣接し、深部地下ニュートリノ実験(Deep Underground Neutrino Experiment: DUNE)などの最先端研究を推進する8万平方フィートの実験室・オフィス棟で、テバトロン(Tevatron)の設計・運用に携わり、1995年にトップクォーク(最も重い素粒子)、2000年にタウニュートリノ(第3世代のニュートリノ)を発見した加速器物理学者のヘレン・エドワーズ氏の名にちなんで名付けられた。同研究所のキム暫定所長(Young-Kee Kim)は、「先見の名を持つエドワード氏の功績が、素粒子物理学における今日の米国のリーダーシップにつながっている」と同氏のこれまでの功績を称えている。
Fermilab “Fermilab dedicates new state-of-the-art building honoring scientist Helen Edwards” (12/05/25)