ハーバード大学(Harvard University)の学生新聞のハーバード・クリムゾン紙(The Harvard Crimson)は10月14日、トランプ政権によって凍結されていた連邦政府からの助成金の大半が同大学に返還されたと報じた。10月1日付の教職員への通知メールで明らかになった。同大学は今年4月から助成金を凍結されていたが、9月3日にアリソン・バローズ連邦地裁判事(Allison D. Burroughs)が助成凍結を無効とする判決を下した。その後、厚生省(Department of Health and Human Services: HHS)から4,600万ドルが支払われるなど、大半の資金が段階的に戻りつつあるが、年間6億ドル以上の連邦助成金を受ける同大学は、凍結期間中、研究費を立て替えていた経緯がある。この凍結により最も大きく影響を受けたハーバード公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health: HSPH)は、知らせを受け支出制限の緩和や給与削減を撤廃したが、医学部などの学部では依然として緊縮財政が続いているとし、大学全体として新規採用には慎重な姿勢を崩していないという。
The Harvard Crimson “A Majority of Frozen Federal Funding Has Been Restored, Harvard Says” (10/14/25)
https://www.thecrimson.com/article/2025/10/14/majority-federal-funds/