大統領府は先週、研究開発(R&D)に関する連邦支出の年次勧告を行ったが、その中に「5G」はどこにも見当たらなかった。これは、昨年の政権の勧告では、5Gが中心的役割を果たしていたことを考慮すると特筆に値する。大統領府は2018年7月には、コネクティビティ(5Gを含む)、AI、量子科学、米国製造、宇宙探査、エネルギー使用、医療イノベーション、農業を、米国政府によるR&D投資の優先事項の一部としていた。しかし先週発表された2021年度予算勧告では、5Gに関する具体的な言及はなく、AIや量子科学などその他の優先事項は引き続き勧告されている。当地の関係者の間では、「5G」が排除された理由の一つとして、商務省(Department of Commerce)と連邦通信委員会(Federal Communication Committee: FCC)の対立が挙げられている。商務省傘下の国立海洋大気庁(National Oceanic and Atmospheric Administration: NOAA)は、FCCが24GHzのスペクトラムを5G用に開放することは、ハリケーンやその他の気象事象を予測する国の能力に影響を与える可能性があると警告していた。
Light Reading “5G Is Not Among Trump’s R&D Priorities” (9/5/19)