トランプ大統領、農家の不満を受け、エタノール支援を計画

環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)と農務省(Department of Agriculture)は10月4日、トランプ大統領による貿易戦争の打撃を受けているトウモロコシ及び大豆農家を支援するため、製油所を犠牲にする形で、エタノールの消費を増大させる新たな規則を合同で提案した。これは、エタノールの割当システムを改革するもので、全体的な目標は、バイオ燃料の売上を現在義務付けられている年間150億ガロンを超えて増加させることである。また、エタノールを15%含有する混合ガソリンが多くのガソリンスタンで利用可能となるようにし、エタノールのアクセスを海外市場に拡大する貿易措置も講じられる。今回の動きは、トランプ政権が中国と欧州に対する貿易戦争を加熱させる中、海外からの報復措置で打撃を受ける農家への圧力を緩和する努力として見られている。​

New York Times “Trump, Facing Farmers’ Discontent, Plans Help for Ethanol” (10/4/19)