ゼネラル・アトミクス社、新型高速炉の概念設計を完了

エネルギー省(Department of Energy)は11月25日、新型ヘリウムガス冷却式高速炉(Fast Modular Reactor: FMR)の概念設計をゼネラル・アトミックス・エレクトロマグネティック・システムズ社(General Atomics Electromagnetic Systems)が完了したと発表した。FMRは現地組立が可能なモジュール構造を採用し、わずか0.2エーカーで44メガワット(MW)の出力を実現する設計とした。燃料には高温耐性を持つシリコンカーバイド被覆の高濃縮低濃度ウラン(High-assay Low-enriched uranium : HALEU)を用い、水を必要としない空冷システムとの併用も可能にした。試作燃料棒はアイダホ国立研究所(Idaho National Laboratory)にて照射試験中で、今後、安全試験や材料・燃料・発電システムの開発を進め、予備設計段階を経て最終設計及び建設準備に取り組む。同社はまた、ガス冷却式FMRの安全性と多用途性の向上に向け、主要設計基準と品質保証計画説明書などのライセンス申請書類を原子力規制委員会(Nuclear Regulatory Commission: NRC)へ提出している。

Department of Energy “General Atomics Finalizes Concept for New Fast Reactor Design” (11/25/25)
https://www.energy.gov/ne/articles/general-atomics-finalizes-concept-new-fast-reactor-design