アクシオス(Axios)は11月21日、トランプ政権のカリフォルニア沖連邦海域における石油・ガス掘削を再開する計画が、同州の浮体式洋上風力発電開発と直接競合する可能性があると報じた。内務省(Department of Interior)が2027年から2030年にかけて実施予定の6回のリース販売は、カリフォルニア州北部・中部の海域を対象としており、これらは2022年に洋上風力発電用として既にリースされた583平方マイルの海域と重複する恐れがある。同州のギャビン・ニューサム知事(Gavin Newsom)は1969年のサンタバーバラ石油流出事故以来、洋上掘削を厳しく制限しており、州の気候目標と根本的に対立すると批判している。自然資源防衛協議会(Natural Resources Defense Council)のアイリーン・グティエレス上級弁護士(Irene Gutierrez)も海域の競合や海洋生態系への影響、環境審査の遅延などの問題を指摘しており、ロブ・ボンタ州司法長官(Rob Bonta)とアレックス・パディラ上院議員(Alex Padilla)らは法的措置を考慮し全力で反対する方針を表明している。
Axios “How Trump’s offshore drilling plan could collide with California’s wind goals” (11/21/25)
https://www.axios.com/2025/11/21/california-offshore-wind-oil-drilling-newsom-trump