エネルギー省(Department of Energy)は8月28日、中部大西洋地域での電力不足リスクを最小限に抑えるため、PJMインターコネクション(PJM Interconnection: PJM)に対し、コンステレーション・エナジー社(Constellation Energy)と連携し、ペンシルベニア州のエディストン発電所(Eddystone Generating Station)の3号機と4号機の運転を11月26日まで継続する緊急命令を発表した。同省の送電網信頼性評価によると、2030年には停電が100倍に増加する可能性があることから、クリス・ライトエネルギー長官(Chris Wright)は「前例のないエネルギー需要にもかかわらず、既存発電設備の廃止が新規設備増設を上回る事態が起こっており、国はエネルギー危機に直面している」と述べ、政府として停電と電気料金高騰を容認しない姿勢を示した。同長官は、5月30日にも緊急命令を発令して両基の稼働を継続し、6月~7月に同地域を襲った熱波の際にも電力供給に貢献したとし、この緊急事態が依然継続していると説明している。
Department of Energy “Energy Secretary Issues Order to Secure Grid Reliability in Mid-Atlantic” (08/28/25)
https://www.energy.gov/articles/energy-secretary-issues-order-secure-grid-reliability-mid-atlantic