電力グリッドのセキュリティ向け量子暗号プロジェクトが初の実証に成功

ロスアラモス国立研究所(Los Alamos National Laboratory)の量子暗号(quantum cryptography: QC)チームは最近、量子暗号を用いて電力グリッド制御データ通信を安全確実に行う実証に初めて成功した。実証は、「電力グリッド向け高信頼性サイバーインフラ開発(Trustworthy Cyber Infrastructure for the Power Grid: TCIPG)プロジェクト」の一環として、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(University of Illinois Urbana-Champaign)に設置された電力グリッド試験台で行われた。短時間で変動する可能性がある再生可能エネルギーなどの新エネルギー資源に対応するために、電力グリッドを制御する新規手法が必要とされている。量子暗号は、通信を傍受或いは攻撃しようとする敵対者を検知し、その行為を無効化する手段を提供する。
Los Alamos National Laboratory “Quantum cryptography put to work for electric grid security” (2/14/13)