慢性核融合エネルギーの潜在的恩恵によりその研究開発の継続は正当化されるが、全国的な調整プログラムは点火が実現してからにすべきとの報告

米国研究評議会(National Research Council: NRC)が発表した報告書によれば、慢性核融合をベースとするエネルギー技術の開発は、成功した場合の恩恵が大きいこともあり、正当化されるという。核融合燃料の点火はまだ実現していないが、慢性核融合における過去10年間の科学的及び技術的進歩には目覚しいものがある。そうした上でNRCは、「慢性核融合エネルギーの開発には、国家的に調整された広範なプログラムの確立が必要であるが、それは点火が実現するまで待つべき」との見解を示している。
National Academies “Potential Benefits of Inertial Fusion Energy Justify Continued R&D; Nationally Coordinated Program Should Wait Until Ignition Is Achieved” (2/20/13)