メドコ社、ゲノム解析コンテスト概要を変更

安価で正確なヒトゲノム解析手法の開発促進を目的として2006年にメドコ社(MEDCO)が立ち上げた「アルコンゲノムXプライズ(Archon Genomics X PRIZE)」コンテストは当初、1万ドル以下の費用で100つのヒトゲノムを10日間以内で解析することを勝者条件としていたが、これまで同コンテストに参加を表明した8機関は解析実施までに至っていない。一方で、現在、遺伝子解析は10日間で実施することはまだ難しいものの、費用は1万ドル辺りにまで下落し、ゲノム解析を巡る環境が変化しているため、メドコ社は、コンテスト概要を変更することを決定した。10月26日に、同コンテストの運用を行うXプライズ財団(X Prize Foundation)が記者会見を開催し、その中で、①コンテストは2013年1月3日から2月3日まで実施、②Xプライズ財団が指定する100歳以上の長寿者100人のゲノムを解析、③解析コストは1ゲノム当たり1,000ドル以下、④誤差は100万分の1で、98%以上解析終了、がコンテスト条件として示され、開催期間内に最初に解析を終えたチーム、または、これら条件を満たしたチームが勝者となる。
AAAS “Ladies and Gentlemen, Start Your Sequencers: Genomics X PRIZE Takes On a New Look” (10/26/11)