商務省、中国鉄鋼メーカーの調査を開始

商務省(Department of Commerce)は11月7日、「中国の鉄鋼メーカーは、米国の輸入関税を回避するため、ベトナムを経由して米国に輸出しているのではないか」という問題について、2件の調査を開始する。米国の鉄鋼メーカーは9月、中国は国内の工場で鉄鋼を生産した後、ベトナムへ輸出して現地で加工処理し、ベトナム産鉄鋼として米国へ輸出しているとの苦情申し立てを行っており、今回の調査はこれを受けて行われるもの。今年に入ってベトナム産鉄鋼の米国輸入は急増しており、1-9月期の輸入量は55万6,000トンであった(前年同期は3万6,000トン)。米国は今年初め、中国産鉄鋼に最高266%の新関税を課している。
Wall Street Journal “Commerce Department Launches Probes Into Chinese Steelmakers” (11/7/16)