DARPA、長期に正確さを維持する戦術レベルの時計を開発へ
ミッションの成否は、一秒のわずか数百万分の1、数十億分の1に左右される場合があり、GPSによる計時の更新に依存している現行の軍事システムは本質的に脆弱である。GPSが抱える限界を克服するため、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)のH6プログラム(H6 program)は、超小型かつ低電力で、現場での利用が可能(持ち運びが可能)で、GPSに依存せず、摂氏マイナス40~85度の状況で、1週間にわたってマイクロ秒の計時の正確さを維持する時計の開発を目指す。プログラムには3つのフェーズがあり、それらは、①気温と時計の関係及び低SWaP(サイズ、重量、電力)という双方の課題に対処する、②時計の経年劣化に対処する、③本格的かつ総合的な戦術レベルの時計の実証と5台の時計の製造及び提供、となっている。 Defense Advanced Research Project Agency “DARPA Pursues Tactical-Grade Clock That Maintains Precision Over Time” (5/17/22)