米エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)の分析によれば、カリフォルニア州の長期的な干ばつにより、同州の夏季の水力発電は、通常の降水状況に比べ、約半分に減少する可能性がある。EIAの分析では、カリフォルニア州の電力生産に水力発電が占める割合は、干ばつのある年で8%、通常の降水状況の場合は15%となる。更にEIAは、水力発電の減少により、カリフォルニア州の電力生産に天然ガスが占める割合が8%増加し、電力関連の二酸化炭素排出が6%増加する他、現行のシステム構造を考慮すると、西部地域では卸売電力価格が平均5%増加すると予測している。ジョー・デカロリスEIA長官(Joe DeCarolis)は、「カリフォルニア州は多様な電力燃料混合を有しており、地域の電力グリッドと高度に相互接続しているが、EIAの研究結果は、今夏の水力発電の大幅な減少は、電力価格の上昇などにつながる可能性があることを示している」と述べた。