大統領府、費用便益分析で用いる「生態系サービス」を定義
木材は構造物の骨組みとなり我々の経済を下支えし、花粉媒介者は我々の食物の育成を助けるように、自然は費用がかからずに我々に多くのことをもたらしており、これらの恩恵は「生態系サービス(ecosystem services)」と呼ばれている。米政府は数十年にわたり、規制や投資が米国民の生活に前向きな影響を及ぼしているかどうかチェックする手段として、費用便益分析を使用しているが、この費用便益分析で生態系サービスが常に十分に説明されているとは限らない。こうした中、行政管理予算局(Office of Management and Budget: OMB)の一部である情報及び規制問題局(Office of Information and Regulatory Affairs: OIRA)は、大統領府科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)と協力して、費用便益分析における生態系サービスの説明について、連邦政府初のガイダンス(草案)を発表した。草案が最終的にまとまれば、規制や政府投資の分析を進展、強化するガイダンスとなる。また、このガイダンスは、今年初めにOSTPが発表したロードマップ「環境-経済的判断のための統計開発に関する国家戦略(National Strategy To Develop Statistics for Environmental-Economic Decisions)」)を補完するものである。 White House “Accounting for Ecosystem Services in Benefit-Cost Analysis” (8/1/23)