カリフォルニア州でソーラーと風力の電力削減が増加
カリフォルニア州のほとんどのグリッドを運用する「カリフォルニア独立システム・オペレーター(California Independent System Operator: CAISO)」は、州内で風力とソーラーの発電が急速に増大する中での需給バランスに取り組んでおり、ソーラー及び風力による発電を増大的に削減している。グリッド運用事業者は、安定した電力システムを維持するため、供給と需要のバランスを取る必要がある。風力及びソーラーの発電は、①渋滞(電線が、利用可能なエネルギーを送配電するのに十分な能力を持たない)、②供給過多(発電が顧客の電力需要を上回る)の間、価格シグナル、または珍しいケースとして生産抑制命令を通じて、削減される。CAISOによる発電削減は概ね渋滞によるものである。渋滞関連の削減は2019年以来、大幅に増加している。その理由は、ソーラー発電の成長が送電能力の改良を上回るペースで進んでいるためである。2022年にCAISOは、ユーティリティ規模の風力発電の240メガワット時を削減した。これは前年比63%増である。こうした中、CAISOは、再生可能エネルギーの削減増加に対する様々なソリューションの模索と実践に取り組んでいる。 Energy Information Administration “Solar and wind power curtailments are rising in California” (10/30/23)