NIH、インフルエンザの研究及び監視ネットワークに助成

国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)傘下の国立アレルギー・感染症研究所(National Institute of Allergy and Infectious Diseases: NIAID)は、国内5つの拠点で活動するインフルエンザ科学者に、世界中のインフルエンザ科学者と協力しながらインフルエンザ・ウィルスに関する研究を行うための助成を実施する。これら「インフルエンザ研究及び監視のセンター・オブ・エクセレンス(Centers of Excellence for Influenza Research and Surveillance: CEIRS)」では、インフルエンザに関する基礎研究の他、国内外で流行する可能性があるウィルスの早期特定に重点を置いた国内外の監視に取り組む。CEIRSは2007年に初めて設立され、今回受益する5件のセンターのうち、4件は2007年の受益機関である。今回の契約は7年間で、初年度の助成金額は合計約2,300万ドルとなっている。 National Institutes of Health “NIH funds influenza research and surveillance network” (4/10/14)

エネルギー省、燃料電池市場における米国競争力強化に向けて300万ドル以上を投資

エネルギー省(Department of Energy)は4月8日、燃料電池市場における米国競争力強化と、企業により手頃な価格でよりクリーンな電力の選択肢を提供することを目的として、コネチカット州を拠点とするフューエルセル・エネルギー社(FuelCell Energy)のプロジェクトに300万ドル以上を提供すると発表した。同社のプロジェクトは、分散型発電や熱電併給機能に利用される固定型燃料電池の性能の強化、寿命の長期化、コスト低減につながるものである。 Department of Energy “Energy Department Invests More than $3 Million to Advance U.S. Competitiveness in the Fuel Cell Market” (4/8/14)

NASA、イノベーションの促進を目指して1,000件以上のコンピュータ・コードを公表

航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration: NASA)は4月10日、宇宙産業内外のイノベーションの促進を目的として、新たなオープン・アクセス・ソフトウェア・カタログを通じてNASAが保有する1,000件以上のコンピュータ・コードを公表する。NASAは、ロケットや宇宙船、望遠鏡などのハードウェアで一般的に知られているが、多くの高度なソフトウェア・システムもNASAから誕生している。NASA高官によれば、コード・カタログには、プロジェクト管理システム、設計ツール、データ処理、画像処理、生命維持機能などが網羅されているという。 Space.com “NASA Releases More Than 1,000 Computer Codes to Spark Innovation” (4/8/14)

GAO、重複する連邦プログラムに関する最新報告を発表

政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は、「2014年年間報告:断片化、重複、複製を削減し、その他の金銭的効果を実現するための新たな機会(2014 Annual Report: Additional Opportunities to Reduce Fragmentation, Overlap, and Duplication and Achieve Other Financial Benefits)」と題する報告書を発表した。GAOは報告書の中で、連邦政府によるプログラムや活動の中で、断片化や重複、複製化されている分野を新たに11件指摘している他、コスト節約や歳入強化につながる機会を新たに15件特定している。更にGAOは、連邦政府の効率性や効果を強化するために行政府や議会が実施できる64件の行動を勧告している。 Government Accountability Office “2014 Annual Report: Additional Opportunities to Reduce Fragmentation, Overlap, and Duplication and Achieve Other Financial Benefits” (4/8/14)

農務省、革新的かつ持続可能性のある建築木材を支援

農務省(U.S. Department of Agriculture: USDA)のトム・ビルサック長官(Tom Vilsack)は3月18日、大統領地方評議会(White House Rural Council)が主催したワークショップ、「木材による建築:雇用と環境(Building With Wood: Jobs and the Environment)」で、先進木材による建築を推進する取り組みを発表した。まず、森林サービス(Forest Service)から100万ドルの投資が行われ、非営利団体のウッドワークス(WoodWorks)とパートナーシップを組み、建築用先進木材の利点について建築家や工学者、建築業者に研修を実施することを発表した。ビルサック長官はまた、持続可能な木材製品を使った高層建造物の設計と建築を競う賞金コンペを計画していることも発表した。 U.S. Department of Agriculture “USDA Announces Support for Innovative, Sustainable Wood Building Materials to Protect Environment and Create Jobs” (3/18/14)

NIH、内部の幹細胞研究プログラムを閉鎖

国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)の内部研究プログラムである「再生医療研究所(Center for Regenerative Medicine: CRM)」所長、マヘンドラ・ラオ氏(Mahendra Rao、幹細胞を専門とする生物学者)が3月28日付けで辞任し、ウェブサイトが4月4日に閉鎖されたこと受け、NIHの幹細胞研究者は困惑している。CRMはNIHの幹細胞プログラムを一元化することを目的に2010年に設立され、ラオ氏は2011年に所長に就任した。NIHが先月、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を臨床試験に進めることを狙いとして助成を行うプロジェクトを1件のみに決定したことを受け、5件の助成を期待していたラオ氏は失望したとされている。iPS細胞の臨床試験に関しては、理化学研究所 発生・再生科学総合センターで滲出型加齢黄斑変性の臨床研究について患者の募集が昨年8月に開始されている。 Nature News “NIH stem-cell programme closes” (4/8/14)

GM社、電気自動車の研究と生産に4億5,000万ドルを投資へ

GM社は4月8日、ハイブリッド型電気自動車のシボレー・ボルト(Chevrolet Volt)とキャデラックELR(Cadilac ELR)の開発と生産を強化するために、ミシガン州にある同社の2工場に合計4億5,000万ドルを投資する計画を発表した。この投資により、1,400人の雇用が維持あるいは創設されると試算されている。GM社は売上が伸び悩んでいるシボレー・ボルトの活性化を模索している。キャデラックELRについては発売から間もないことから、消費者の関心や期待はまだ不明である。 Wall Street Journal “GM to Announce $450 Million Investment in Electric Car Research and Production” (4/7/14)

オバマ政権による「青少年キャリアコネクト」イニシアチブ

全ての生徒が大学教育と競争的な労働市場で成功できるよう環境を整えるというオバマ大統領のビジョンを支える一環として、労働省(Department of Labor)と教育省(Department of Education)は、「ユース・キャリアコネクト(Youth CareerConnect)」グラントを設立した。本イニシアチブは、米国の学校区や高等教育機関、労働力育成機関、及びそのパートナーが高度な教育水準と労働経験やスキルを統合させ、生徒が将来のキャリアや大学教育に向けて実用的な学習機会を得られるよう、協力して取り組むことを奨励するものである。今回発表されたグラントでは、24機関に合計1億700万ドルが提供された。 White House “FACT SHEET: Youth CareerConnect” (4/7/14)

プリツカー商務長官、大統領グローバル・アントレプレナーシップ使節のメンバーを発表

商務省(Department of Commerce)のペニー・プリツカー長官(Penny Pritzker)は4月7日、大統領グローバル・アントレプレナーシップ使節(Presidential Ambassadors for Global Entrepreneurship: PAGE)のメンバーを発表し、第一回会合を開催した。PAGEは、事業で成功した米国人実業家によるグループで、次世代アントレプレナーを育成する一助として、各自の時間やエネルギー、アイデア、経験を共有することに賛意している。メンバーには、不動産会社のズィロー社(Zillow)や、女性の起業支援を行うトリー・バーチ財団(Tory Burch Foundation)、ソーシャルネットワーク企業、リンクドイン社(LinkedIn)などの最高経営責任者、創業者が含まれている。 Department of Commerce “Secretary Pritzker Announces Inaugural Members of the Presidential Ambassadors for Global Entrepreneurship Initiative” (4/7/14)

エネルギー省、「2014年戦略計画」を公表

エネルギー省(Department of Energy)は4月7日、「2014年戦略計画(2014 Strategic Plan)」を発表した。これは、革新的な科学及び技術のソリューションを通じてエネルギーや環境、原子力の課題に対処し、米国の安全保障と繁栄を確保するというエネルギー省の中核ミッションのガイドとなる包括的計画書である。3つの大目標(科学とエネルギー、原子力安全保障、管理及び成果)に基づき12の戦略的目的が示されている。 Department of Energy “Department of Energy Releases 2014 Strategic Plan” (4/7/14)