米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、「2020年米国科学工学の現状(The State of U.S. Science and Engineering 2020)」を発表した。そのうち、「学術機関の研究開発(Academic Research and Development)」では、鍵となる考察として次のような点が挙げられている。①学術機関による研究開発(R&D)の総計は1975年以来増加している。米国内の学術機関は2018年に794億ドルのR&Dを実施した。また、長期にわたって、米国の基礎研究の約半分は学術機関が占めている。②学術機関によるR&Dに資金を最も提供しているのは連邦政府で、2018年には総額の半分以上が連邦政府の資金であった。③学術機関によるR&Dの大半は、少数の米国高等教育機関によって行われている。④学術機関は2007年から2017年の間に、3,200万平方フィート以上の利用可能空間を、科学工学研究スペースとして追加した。
SCIENCE & ENGINEERING INDICATORS “Academic Research and Development” (January 2020)