ARPA-H、小児医療拡大に5,000万ドル投入

医療高等研究計画局(Advanced Research Projects Agency for Health:ARPA-H)は1月14日、複雑な病気を患う小児患者の転帰を図る全国的なデータネットワーク「小児ケアの拡大(Pediatric Care eXpansion: PCX)」に5,000万ドルを投入すると発表した。全国200以上の小児病院と医療施設が連携し、安全に臨床及び研究データを交換できるようにするもので、小児脳腫瘍の治療から開始する。バイオメディカル・データ・ファブリック(Biomedical Data Fabric: BDF)ツールボックス・プログラムを基盤とし、標準化されたデータの相互運用と自動化を実現することで、これまで数カ月かかっていた診療分析を数週間に短縮することができる。また、これまで家庭がデータの運び手となることが多かったが、インフラ構築により場所を問わずに、より正確な診断と治療が受けられるようになる。すでに2つの病院での実証済みの成果を全国に拡大するとし、アマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Services)社やグーグル社(Google)などがPCXのサポートを表明している。

ARPA-H “ARPA-H announces $50M to expand pediatric care across the country” (01/14/26)
https://arpa-h.gov/news-and-events/arpa-h-announces-50m-expand-pediatric-care-across-country