エネルギー省、ヘリウムを重要物質に指定

エネルギー省(Department of Energy)は10月21日、半導体製造や先端エネルギー技術に不可欠なヘリウムを2020年エネルギー法(Energy Act of 2020)に基づく重要物質に指定したと発表した。世界的な需要増加を受け、国内製造業者への供給リスクが高まっていることに加え、国内に保有する豊富な天然ガス資源の精製能力不足や許認可手続きの長期化が供給リスクに追い打ちをかけている現状から、こうした事態を打開し、国の天然ガス資源を活用して安定供給につなげていく。海外供給に依存する現状からの脱却により、国内供給網を強固にする計画で、同省は米国製造業の強化や雇用の創出など経済・国家安全保障の確保につなげていくと説明している。また、こうした取り組みの推進により、国の技術イノベーションとエネルギー分野における世界的な主導権を維持していく取り組みであるとも強調した。

Department of Energy “Energy Department Designates Helium as Critical Material to Strengthen American Manufacturing and Supply Chain Security” (10/23/26)
https://www.energy.gov/articles/energy-department-designates-helium-critical-material-strengthen-american-manufacturing