2026年第1四半期の蓄電池システム導入、過去最高を記録 ACP報告

アメリカン・クリーン・パワー協会(American Clean Power Association: ACP)は6月23日、2026年第1四半期の全米における定置型蓄電池システム(Battery Energy Storage Systems: BESS)導入容量が前期比54%増の過去最高となる8.4ギガワット時(GWh)に達したと発表した。エネルギー調査会社のウッドマッケンジー社(Wood Mackenzie)との共同調査によると、電力事業用、地域・商業・産業用(Community, Commercial and Industrial: CCI)、住宅用の全部門で過去最高を更新した。税制優遇措置の期限に合わせた2025年末からの駆け込み需要や、電力網整備が背景にあり、国内の累積設置容量は2031年までに200GWに達し、今後6年間で約4倍に拡大する見込みである。一方で、懸念される外国事業体(Foreign Entity of Concern: FEOC)への貿易規制本格化により、関連機器の確保や国内供給網への移行が今後2〜4年間における開発リスクになると指摘しており、国内の製造能力向上に向けた適切な貿易政策の重要性を訴えている。

ACP “U.S. Energy Storage Market Q1 2026 Sets Records Across Sectors Jun 23 2026” (06/23/26)