CDC、初のAI戦略 「エージェント型」の活用推進へ

FEDSCOOPは3月16日、疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)が人工知能(AI)戦略とガイダンスを発表したと報じた。自律的にタスクを実行できる「エージェント型」AIの活用を推進する同センター初の方針で、AI導入による業務効率化に加え、研究とデータ管理の強化とアクセス改善、また適切なガバナンスの確保を柱とする5年間に亘る指針となる。厚生省(Department of Health and Human Services: HHS)が報告したAI活用事例によると、CDCの約100件の活用事例のうち、約10%が既にエージェント型ツールであり、これは同省全体における同種の導入の約3分の1を占める。また内部検証を通じたAIの有効用途と限界を特定し、その知見を盛り込んだ州・部族・地方・準州の公衆衛生当局向けガイダンスも公開した。問題の範囲が明確で専門家が検証可能な場合や迅速な情報統合が必要な場合などに使用を推奨する一方、包括的な文献レビューや機密データを扱うなど専門的判断が必要な場合には使用を避けるよう推奨している。

FEDSCOOP “CDC releases AI strategy, guidance with eye toward ‘agentic’ uses” (03/16/26)