トランプ政権、国家安全保障戦略を発表

大統領府は11月、国家安全保障戦略において、外国の敵対勢力を排除するために、情報機関が世界のサプライチェーンを監視すると発表した。33ページに亘る国家利益確保に向けたこの戦略は、経済政策を国家安全保障問題として扱う姿勢を新たに示すもので、特に西半球に重点を置いている。これまで中国やロシアなどの外国勢力をサプライチェーンから排除することが長く議論されてきたが、現代経済の性質上完全な切り離しは困難であり、デジタル化により一層複雑化していることが背景にある。そこで、西半球における戦略的資源の保護と活用に加え、地域パートナーや民間部門とサイバー分野における連携を強化し、さらに、エネルギーインフラや重要鉱物への投資、暗号化技術を活用したサイバー通信網の強化も目指すという。来年1月に、サイバー安全保障戦略の発表も予定されており、攻撃的なサイバー対策や民間部門との連携を含む内容になる見通しであると記事は伝えている。

The White House “National Security Strategy of the United States of America” (11/25)
https://www.whitehouse.gov/wp-content/uploads/2025/12/2025-National-Security-Strategy.pdf
参照記事:NEXTGOV/FCW “Trump’s national security strategy wants spy agencies to watch world supply chains ” (12/05/25)
https://www.nextgov.com/cybersecurity/2025/12/trumps-national-security-strategy-wants-spy-agencies-watch-world-supply-chains/409971/?oref=ng-homepage-river