HPCワイヤー(HPC Wire)は12月1日、エネルギー省(Department of Energy)の科学担当次官(Under Secretary for Science)で新たにジェネシス・ミッション部長(Director of the Genesis Mission)に任命されたダリオ・ギル氏(Dario Gil)が、同省及び国立研究所の関係者に宛てた書簡を発表した。同氏は書簡の中で、自身の経歴や、人工知能(AI)・量子・高性能コンピュータの進展における省の位置付け、今後十年間に科学的発見を加速させるために必要な国家的調整について述べた後、ジェネシス・ミッションの枠組みについて概説している。ギル氏は、「ジェネシス・ミッションは、エネルギー省傘下の17の国立研究所、産業、学術機関を総動員して、世界最高のスパコンやAIシステム、次世代量子コンピュータを国内で最も精巧な科学的設備と結び付ける統合的な科学・安全保障プラットフォームを構築する」とした上で、「我々は大幅な緊迫感を持って行動する。この緊迫感は、コンピュータ革命の速度とペース、そして最も強敵な競争相手で敵対者である中国の科学技術力と投資を真剣に受け止めなくてはならないという認識によって突き動かされている。これは、我々が勝たなくてはいけない競争であり、我々は勝利する」としている。
HPC Wire “DOE’s Darío Gil Details Priorities for the Genesis Mission and the Future of Scientific Computing” (12/1/25)