ハーバード大学、国際イベント参加者への厳格審査導入へ

ハーバード大学(Harvard University)の学生新聞、ハーバード・クリムゾン紙(The Harvard Crimson)は11月7日、同大学が国際イベントの参加者をより厳密に審査する手続きを導入すると報じた。ビジュアル・コンプライアンス(Visual Compliance)と呼ぶプラットフォームを使用して参加者や組織が制裁国や制限対象団体と関連がないかを確認するのが目的で、特に中国、イラン、ロシアなどからの参加者や共同研究者を対象にしている。具体的には教育プログラムやオンラインプログラム、ワークショップ、カンファレンスなどあらゆる教育イベントへの関与審査に加え、これら対象国の研究者との研究資料共有や、未発表研究を国外で発表する際の輸出許可も審査する。同大学で開催された健康政策会議に中国の新疆生産建設兵団(Xinjiang Production and Construction Corps: XPCC)が参加したという下院特別調査委員会の報告が今回の導入のきっかけになったとみられ、大学は政府による特定国への制裁措置と輸出規制への遵守であると説明している。

The Harvard Crimson “Harvard Expands Screening of International Visitors After Federal Probes” (11/7/25)
https://www.thecrimson.com/article/2025/11/7/harvard-screening-restricted-party-list/