ボーイング社、炭素除去技術で新興企業と提携

アクシオス(Axios)は11月14日、航空大手ボーイング社(Boeing)が新興企業チャーム・インダストリアル社(Charm Industrial)から最大10万トンの炭素除去を購入する契約を締結したと報じた。同契約は、森林廃棄物を高温で処理してバイオ油を生成し、地下の旧油田などに永久貯蔵する技術を活用するもので、航空業界の2050年ネットゼロ目標達成に向け、コスト削減と大規模な排出量削減に向けた重要な一歩として注目されている。処理過程で同時に生成されるバイオ炭は山火事予防や土壌改善にもつながるため、持続可能な航空燃料の確保が困難な中、航空宇宙業界は気候変動対策への大規模展開を模索していた。チャーム社は2023年にゼネラル・カタリスト社(General Catalyst)社などから1億ドルの資金調達を実施し、グーグル社(Google)やJPモルガン・チェース社(JPMorganChase)などとも取引している実績があるが、航空業界とは初の取引となる。

Axios “Exclusive — Boeing enters carbon-removal deal with startup” (11/14/25)
https://www.axios.com/2025/11/14/boeing-carbon-removal-charm-industrial-startup