電力価格、2026年まで上昇継続

ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は11月13日、国内卸電力価格が2026年まで上昇基調にあるとの見通しを報じた。エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)が発表した短期エネルギー見通しによると、11地域の卸電力市場の平均価格は2025年に47ドル/メガワット時(MWh)と2024年平均より23%上昇し、2026年にはさらに8.5%増の51ドル/MWhに達する見込みである。テキサス州電力信頼性協議会(Electric Reliability Council of Texas: ERCOT)の北部地域価格が45%と大幅に上昇したことが価格上昇の原因で、夏季の需要増と併せ電力供給不足が背景にある。特にテキサス州を含む西南中央地域では、データセンターと暗号通貨マイニング施設の拡大により電力需要も高まり、2025年に4.4%、2026年に9.2%の増加が予測されている。天然ガス価格も液化天然ガス(LNG)輸出増により2026年平均4ドル/MMBtu(Million British thermal units、100万英熱量当たり)まで上昇する見通しで、電力価格押し上げの一因となっている。

Utility Dive “Electricity prices to continue rise in 2026: EIA” (11/13/25)
https://www.utilitydive.com/news/electricity-prices-demand-to-continue-rising-in-2026-eia/805395/