FIA、核融合開発への100億ドル投入提言

核融合産業協会(Fusion Industry Association: FIA)は11月6日、エネルギー安全保障と人工知能(AI)分野での優位性確保に向けた核融合産業への100億ドルの公的資金投入が必要であるとする政策文書を発表した。米国科学アカデミー(National Academies of Sciences)の提言とエネルギー省(Department of Energy)核融合エネルギー科学諮問委員会(Fusion Energy Sciences Advisory Committee : FESAC)の計画に基づき、核融合科学技術(Fusion science & technology: FS&T)のインフラ整備と研究開発エコシステムに46億ドル、商業化の加速と規模拡大に54億ドルを配分する内容で、FIAは新たな資金投入と商業実証への転換がなければ、中国などの競合国に核融合開発競争で後れを取ると指摘している。核融合エネルギーは米国のAI分野のリーダーシップ維持に必要な安全で信頼性の高いベースロード電源として期待されており、FIAは、核融合企業の93%が今後10~15年以内に商業送電網への電力供給を実現すると見込んでいる。

FIA “FIA Publishes Paper on $10 Billion for Fusion to Secure America’s Energy and AI Future” (11/06/25)