ケネディ厚生長官、mRNAワクチン批判の上級顧問を解任 

ニューヨーク・タイムズ紙(The New York Times)は10月28日、ロバート・F・ケネディ・ジュニア厚生長官(Robert F. Kennedy Jr.)が生物防衛専門家のスティーブン・ハットフィル上級顧問(Steven J. Hatfill)を解任したと報じた。同氏はmRNAワクチン研究資金中止決定に影響を与えた人物で、長官の側近であった。同省は解雇理由について、同氏が、指導部との政策調整を怠ったためとしている。これに対し、同氏は電話取材で、解任はケネディ氏の首席補佐官、マット・バックハム氏(Matt Buckham)が主導する「ケネディ長官を失脚させるクーデター」の一環だと主張した。その一方で、バックハム氏から「長官が違う方向に進みたい」意向であると伝えられたという。ハットフィル氏は2001年の炭疽菌事件で誤って容疑をかけられた元陸軍生物防衛研究者で、新型コロナワクチンの安全性にかねてから疑問を呈してきた。最近は出演した番組内で「ワクチン接種の方がコロナ感染より危険」と根拠なく主張していた。

The New York Times “Steven Hatfill, Covid Vaccine Critic, Is Ousted From H.H.S.” (10/28/25)
https://www.nytimes.com/2025/10/28/us/politics/hatfill-covid-hhs-ousted.html