2024年のバイオ燃料増設、鈍化

エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)は10月27日、2024年のバイオ燃料生産能力の増加率が前年比3%に留まり、成長が大幅に鈍化したと発表した。モンロー・エナジー社(Monroe Energy)やシェブロン社(Chevron)などの4施設が閉鎖したことに加え、再生可能ディーゼルとその他バイオ燃料が約3億9,100万ガロンのみの増加となり、22~23年の3分の1以下に縮小したことによる。増設はカリフォルニア州のフィリップス66社(Phillips 66)ロデオ製油所のバイオ燃料生産への全面転換とリニューアブル・フューエルズ社(Renewable Fuels)ベーカーズフィールド新工場の2件のみとなった。バイオ燃料クレジット下落と石油精製マージンの回復が投資意欲を冷やし、今後の増設計画も減速傾向にある一方で、持続可能航空燃料(Sustainable Aviation Fuel: SAF)への転換は進んだ。バイオディーゼルは採算悪化で8工場閉鎖により約1億ガロン減少した一方、燃料用エタノールは国内需要横ばいの中で輸出が伸びている。

EIA “U.S. biofuels production capacity growth slowed in 2024” (10/27/25)
https://www.eia.gov/todayinenergy/detail.php?id=66484