冬の停電回避へ、エネルギー省が緊急命令

エネルギー省(Department of Energy)は10月24日、冬の電力不足リスクに備え、東部13州と首都ワシントンを管轄するPJM系統(PJM Interconnection)に対し、特定の発電所稼働を許可する緊急命令を発出したと発表した。メリーランド州にあるタレン・エナジー社(Talen Energy Corporation)が所有するワグナー発電所(Wagner Generating Station)の 4号機を、電力需要の逼迫が見込まれる期間に稼働させるもので、クリス・ライトエネルギー長官(Chris Wright)は、この措置により6,500万人の国民が冬の停電を回避できると説明した。PJMは以前から発電所の閉鎖と電力需要の増加ペースが合わず、電力の安定供給に対する懸念が高まっていたことから、PJMのマヌ・アスタナ社長兼CEO(Manu Asthana)も、電力不足の懸念が深刻化していると証言していた。この緊急命令は10月26日から2025年12月31日まで有効で、トランプ政権は天候に左右されない信頼性の高い電力供給にコミットすると強調している。

Department of Energy “Energy Secretary Strengthens Mid-Atlantic Grid Reliability Heading into Winter Months” (10/24/25)
https://www.energy.gov/articles/energy-secretary-strengthens-mid-atlantic-grid-reliability-heading-winter-months