政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は9月3日、国防総省(Department of Defense)が使用する「その他取引契約(Other Transaction Agreements: OTA)」に関するデータ収集の改善が必要であると発表した。GAOの報告によれば、同省はOTAを使って柔軟な試作品開発を進めるために多くの新規防衛請負業者と連携しているが、試作品から生産への移行における成果を十分に評価できていないことに加え、関連業者によるコスト管理の監督基準が低下するなどのリスクを高める可能性があるという。また、2024年度の同省によるOTA関連の試作品開発プログラムは160億ドルを超えたが、契約が実際に生産に結びついたかを追跡する仕組みが不足しており、この取り組みが実際の現場へどの程度貢献できているかの評価が難しい状況であるという。これを受けGAOは、同省に対し試作品開発契約から生産へ移行する際の標準契約の追跡システムの整備を推奨し、透明性と評価能力の向上を求めている。
GAO ” Other Transaction Agreements:Improved Contracting Data Would Help DOD Assess Effectiveness” (09/03/25)
https://www.gao.gov/products/gao-25-107546