内務省 供給網混乱の経済影響を定量評価し、重要鉱物54種類を特定

内務省(Department of Interior)は8月25日、重要鉱物の供給網混乱による国内経済への影響を定量的に評価する新手法を開発し、2025年版重要鉱物リスト案に54種類の鉱物を選定したと発表した。米国地質調査所(U.S. Geological Survey: USGS)が開発した新モデルを利用して、84種類の鉱物について1,200以上の貿易混乱シナリオを分析し、402の産業分野への影響を評価した。確率加重影響値が最も大きい10鉱物は、サマリウム、ロジウム、ルテチウム、テルビウム、ジスプロシウム、ガリウム、ゲルマニウム、ガドリニウム、タングステン、ニオブで、今回、カリウム、シリコン、銅、銀、レニウム、鉛が新たに追加推奨され、ヒ素とテルルは削除が提案された。鉱物関連産業は2024年に国内経済に4兆ドル以上貢献しており、この手法により供給混乱の影響が最も大きい産業を特定し、戦略的な国内投資や国際貿易関係によるリスク軽減が可能になるという。リスト案を連邦官報に掲載し、特に冶金用石炭とウランを追加する案について、26日から30日間、意見公募を行う。

DOI “Department of the Interior releases draft 2025 List of Critical Minerals” (08/25/25)
https://www.doi.gov/pressreleases/department-interior-releases-draft-2025-list-critical-minerals