ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は8月21日、電気自動車(EV)の充電を適切に管理することで、2035年までに国内電力会社が年間300億ドルの節約を実現できると報じた。充電管理サービスを提供するev.energy社とコンサルティング企業のブラトル・グループ(Brattle Group)の調査によると、EV充電需要の効率的な管理により、米国全体の電気料金を年間10%削減でき、EV車両1台あたり最大575ドルの回避コストに加え、双方向充電(Vehicle-to-grid: V2G)技術を組み込んだプログラムでは、その効果が2倍以上の年間1,300ドル超となる可能性があることが示された。エジソン電気協会(Edison Electric Institute: EEI)の2024年予測では、2035年までに国内の道路を走るEVは約7,900万台に達すると見込まれており、適切な充電管理がなければ、変圧器の早期故障や電力システムの緊急拡張が必要で、電気料金のさらなる上昇の恐れがあるという。ev.energy社は規制の観点からも、追加の試験プログラムではなく、本格的な拡大が必要であると強調している。
Utility Dive “Managed EV charging could generate $30B in annual savings by 2035: report” (08/21/25)
https://www.utilitydive.com/news/managed-ev-charging-could-generate-30b-in-annual-savings-by-2035-report/758242/