ダウ・ケミカル社(Dow Chemical)は化学工学研究の促進を目的に、11大学の化学工学プログラムに対し、10年間で2,500万ドルを付与することを明らかにした。これらは大学での教授枠の確保・増員や、博士号過程の学生による研究プロジェクト支援に利用されることになる。現在、工学分野において学位を取得した者への需要が高まっているものの、工学全般やバイオ工学における博士号取得者数が順調な伸びを見せている反面、化学工学における博士号取得者数の伸びは比較的低いものとなっている。また、化学工学に対する連邦政府や民間企業からの支援も、その他の工学分野と比べると規模が小さい。今回付与機関の1つとなったミネソタ大学(University of Minnesota)の化学工学部の学部長であるフランク・ベイツ氏(Frank Bates)は、支援金により、同大学での化学工学専攻博士号学生が10%ほど増えると見込んでいる。
The Wall Street Journal “Gift Props Up Chemical Engineering” (10/25/11)