ニュースサイトのアクシオス(Axios)は10月23日、米国製造業が回復の兆しを見せる一方で、人工知能(AI)やエネルギー分野に重点が置かれ、工場部門との格差が広がっていると報じた。バーニング・グラス研究所(Burning Glass Institute)の分析によると、2025年9月から2026年9月の1年間で、製造業全体の38%を占める化学、機械、コンピュータ・電子機器、輸送機器など先端製造業分野では5万6,000人の雇用を創出したものの、それ以外の部門では1万6,000人の雇用が失われ、製造業全体では純増4万人にとどまったことが明らかになった。資金調達など借入コストの上昇や海外との価格競争が従来型メーカーの負担となっているとし、専門家は連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board: FRB)による金融引き締めが業界内の格差を拡大させると指摘している。また、市場での金利高止まりやハイテク投資の減速が先進部門の成長を抑制し、製造業全体の回復を鈍化させる懸念も示した。
Axios “U.S. manufacturing’s rebound is lopsided” (10/23/26)
https://www.axios.com/2026/10/22/ai-manufacturing-recovery-imbalance